Q: タク、1週間の間にブリヂストン、そしてトヨタがF1撤退を発表しました。これは日本ではどう見られていますか?
佐藤琢磨:1年前には考えられなかったことで、ショッキングな状況ですね。昨年のホンダなどのあとで、トヨタとブリヂストンがF1撤退を発表したのはとても意外でした。
でも、誰もが気づいているように、現在の経済状況のために自動車産業の関係者、特に半世紀で初めて赤字になったトヨタはとても苦しんでいます。トヨタにとって状況は厳しいという噂はありましたが、彼らがどうやってチームを作り上げ、いかに競争力があるかがわかっていたので、誰もが彼らは継続するだろうと思っていたはずです。
経済状況を考え偏見のない見方をすれば、撤退は意外ではないのかもしれませんが、日本のF1チームがいないということは実際に驚きだと言わざるを得ません。
誰にとっても厳しい時期です。ホンダあるいはトヨタがいないというのは大きな問題です。
まだまだ続くっす。