2007年11月03日

「こちアグ!2007」#8〜前編〜

こちらスーパーアグリF1広報室#8」(最終回)

今回は福永アナとゲストは今宮純さん。

琢磨スペシャルインタビュー(ブラジルGPレース後に収録)を中心にスーパーアグリの2007年を振り返るという内容です。
今宮さんも大好きな私にはたまらない内容です(*^^*)
福永アナなのがちょっと・・・ですが、そこは今宮さんの解説でカバーできそう(笑)

琢磨の言葉はできるだけ書きたいと思ってますが、なんせホントにロングインタビューなので、かなり長くなりますので、今回は2回に分けてアップしますね。

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今宮さんは開幕前はSAF1は9番目あたりのランキングと予想したそうです。
マクラーレンの事件もあったけど、結果は予想通りということで(^^;

2007開幕前&開幕直後・開幕戦の奇跡
琢磨「初年度はほんとにクルマを間に合わせるだけで精一杯だったけど、2年目に突入するに当たって冬の間からきっちり準備が進んで、人並みに充分ウィンターテスト走って、開幕戦に備えたんですね。
だから今年は絶対レースするぞ!っていく気持ちですごく難しいタスクだっていうのはわかってたけど、開幕戦、プラクティスから徐々に手ごたえを掴んでいって、予選でいきなりQ1からQ2に進んでQ3にまでいって自分たちがなにしてるかわからない状態の中でトップテンに入れてほんとに嬉しかったですね。
レースは簡単じゃないってことは改めて思い知らされたけれども、シーズン2年目としてはこれ以上ない形で僕らとしてはほんとにエキサイティングな開幕戦だったと思います。
開幕戦の時点である程度SA07も素晴らしいパフォーマンスもみせてくれて、クルマも信頼性が高くて、マレーシア、バーレーンでもいいレースはできたと思うけど、自分たちの実力を出し切れてない、って感じでしたね。」


今宮:SA07は予選が強かったですね。レースペースよりも一発の速さが出る。
07は素性がいいマシン。佐藤君は「100点満点です!」って確か僕に言ったと思いますよ。
ちゃんとまっすぐ走るし、ちゃんと曲がるし、ブレーキ踏んだらとまるし、アクセル踏んだらきちっと出て行きますから!
いかに去年の車がダメだったかってことですけど(笑)
ドライバーが気持ちよく走れてるのが見てわかりますから!

ヨーロッパラウンド突入!感動のスペイン
琢磨「バルセロナではメジャーなアップデートがすぐに用意できて、どれくらい戦えるんだう?と。
周りもアップデートしてるから僕らがバージョンアップしても果たしてどこまでいけるんだろう?ってすごい?マークだったのね。
でも実際スペインGP始まって、とんとん拍子で進んでいって、予選もあの時、ボクは燃料ポンプのトラブルでアタックできなかったのは残念なんだけど、Q3に行くための争いができるんじゃないか、って感じで走れて。
レースは劇的なルノー、ジャンカルロとタイムレースになって、最後彼の前に出たときはもう自分もすごい嬉しかったし、エモーションな喜びがありましたね。
特に1年半前チームが立ち上がってここまでやってきて、それがこんなに早くこんな形でストレート勝負でチーム初の選手権ポイントを取れると思ってなかったんで、最後の数ラップは早くチェッカーフラッグが出ないかなって思いながら走ってました。」


琢磨、カナダでの快挙!
琢磨「今までもいくつか記憶に残るいいレースはあったんですけど、そのうちのひとつに数えられる、それもベストのほうに数えられる、僕にとっては2007年のカナダGPは特別なレースですね。
バスセロナで勢いをつけて、チームもそのまま北米に飛んで、どこまで勝負ができるかわからない状態でバルセロナからモナコがあったわけだけど、クルマとしては大きくコンディションが変わる3戦で、モントリオール行ってカナダのスペックではもちろん走ったことがないんですね。
とりあえずセッションが始まって、あの時は今年のルールでブリヂストンが持ってる4つのスペックの中で一番軟らかいスペックを使うことになってて。
モントリオールはストレートが長いので、本来トップスピードをかなり意識したセットアップになるんだけど、逆に僕らはそれができない状況の中でどこまでいけるか、っていう週末が始まったんですね。
実際、それがポジティブに働いて、レースはロバートの大事故があって大荒れのレースだったんだけど、逆にセーフティカーが4回も入る中でうまく利用することができて、僕も最後のスティントは信じられない、スーパーアグリのマシンに乗って、どんどんワークス系のマシンに追いついていって、コース上でオーバーテイクして、順位を上げていくっていうのはドライバーとしてこれ以上幸せなことはなくて、チームもホントにすごい解放されて喜びを爆発させてたですね。
レース中って基本的にはチームクルーとのコミュニケーションはないし、基本的にエンジニアとの無線だけだし、それとピットボードくらいなんだけど、そのピットボードを担当しているメカニックでさえ拳を突き上げてすごく興奮している姿がわかるんですよね。それに必死に応えなきゃっていうのがあって、あの時マクラーレンは今年のF1をリードしているすごい存在だったんだけど、彼に追いついて、コース上で追い抜いたシーンっていうのはホントに嬉しかったし、楽しかったです。
アロンソに追いつけるなんて思ってもいなかったから、再スタートの後、彼、あっという間にいなくなっちゃったんだけど、彼が視界に入ってきた時、びっくりしたけど逆にすごく冷静にどうやって抜こうかな、って考えながら、すごくレースしている!って感じだったんですよね。
1コーナーでピッタリ追いついて、1周かけて様子をうかがって、ヘアピンの前のシケインの出口できれいに追いついていって、ヘアピンで飛び込むこともできたんだけど、それでは僕のイメージとしてはうまくいかないような気がして、ヘアピンからうまく立ち上がって、最初スリップストリームに入ってるのに離されたときはものすごいショックだったんだけど(笑)、
300キロ超えて空気の壁が分厚くなるとさすがにスリップが効きだして、追いついて横に並んだときはアウトから、アロンソだから思い切っていける、っていうのもあったんだけど、
ブレーキ思いっきり我慢して抜いたときはすごい嬉しかったですね!
抜いた直後の1コーナー、2コーナーはグランドスタンドが全体に動いていたのは記憶に残ってるし、そこからの数周もペースを緩めないでプッシュしていったし、あのレースはカナダと正反対でもっともっと周回があったらよかったのになと。いつまでもゴールしたくないような、そんなレースでしたね。」

今宮:何度見てもいいですね!佐藤君も言ってましたけど、あのヘアピンでいかずに最終コーナーまで持っていった、そのあたりが今年の佐藤琢磨の成長に繋がってますね。
フェルナンド・アロンソはとてもフェアなドライバーで、だから安心してコース上でバトルができる。
佐藤君は予選の順位と決勝の順位と比べるとオーストラリア以外必ず上がっている。これは評価できる。結果を出していくとこがチームと佐藤君の努力が出ている。
ヨーロッパのジャーナリストたちもチャンピオンと渡り合って獲得した6位を絶賛している。
こんなに頑張ってる日本のドリームチームなのに、なんで日本のスポンサーがつかないのか?

今宮さんの琢磨選手の評価は?
今宮:佐藤君は14回入賞しているんですよ。これだけの結果を出してる。トヨタの二人、ホンダの二人と比べても遜色ない。この事実が佐藤琢磨の世界的な評価に繋がってる。
1点も取れないワークスドライバーは、ワークスドライバーとは言えないですね!
アロンソも(琢磨選手に抜かれて)ショックだったみたいだけど、スペインのメディアは「スーパーアグリのタクマ・サトウなら許す。」と言っていた。



この後、苦悩の後半戦は後編に続く(果たしていつアップできるやら・・・^^;)


posted by CHIYOMI at 08:29 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | TRTメンバー
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